「動画編集は稼げない!」という情報もあれば、
「動画編集は稼げる!」という情報もあって
結局どっちなの?!と、混乱してしまいますよね。
動画編集者である私は「先行者利益はもう無いけど、需要は旺盛だから、まだまだ稼げる仕事」と感じています。
この記事では、「動画編集の仕事をしたいけど、もう稼げない?」と悩んでいる人に向けて、動画編集を始めて3ヶ月の私が、実際に稼いでいる月収を教えます!
動画編集の月収内訳
項目 | 数量 | 単価 | 金額 |
---|---|---|---|
ショート動画 | 20 | 3,000円 | 60,000円 |
YouTube動画 | 1 | 15,000円 | 15,000円 |
合計75,000円 |
これは1人のクライアントによって頂いている金額です。この金額はわりと標準的で、安すぎる金額ではありません。1人のクライアントから頂ける仕事としては、初心者の割にまずまずではないでしょうか。
クラウドソーシングの相場はもっと低く、価格崩壊している事を考えると良心的な案件と言えます。
まずショート動画が1本3,000円で、フルテロップ&カット&効果音をつけています。動画を加工する演出は基本的にはしていませんが、質問コーナーを作ったり、軽くデザインはしています。
YouTube動画も基本的にフルテロップで、カット&効果音という作業を行なっています。
ここで私のスキルを説明すると、全く大したことありません。実務経験のないド素人です。
それでも遠慮せずに価格交渉した結果、金額を当初の倍に設定してもらうことが出来ました。
動画編集初心者が単価を上げるには
動画編集以外の仕事もセットで請け負う
単価を上げるには、動画編集以外に、「サムネイル作成も出来ます」「インスタ運用の経験があるから、アドバイスできます」など、周辺の仕事も一緒に請け負うのがスタンダードなやり方。
私の場合、インスタ運用は上手くないし、サムネイルが作れるくらいでした。でも、先方がサムネイル作成を望んでいなかったので、セットで提供できる事がありませんでした。
そこでどうしたのかと言うと…↓
どのくらいの時間と労力がかかるのか説明する
クライアントの予算自体がかなり少なかったのですが、実現しようとしている事が労力のかかる作業だったので、正直に「全てを実現するには1本1万円はかかります。」と伝えました。
でも、そんな余裕がないことはわかっていたので、「ココとココをこうすれば、3,000円以内で収まる方法はある」と伝えました。
クライアントによりますが、制作にかかる時間を説明すればわかってくれることもあります。そうしたら特に仕事を追加しなくても、単価がアップするので交渉は恐れずにした方がいい感じています。
金額交渉が一切できないクライアントは、規定も細かかったりするので、仕事相手としてはあまり良い人ではありません。
もし交渉して「じゃあ、この話は無かったことに」と言われたら、それまでで縁を切った方が良い相手と思って、強気に交渉していました。
金額交渉のコツ
上に「強気で交渉した」と書きましたが、こちらの要望だけを一方的に伝えるのはよくないので、クライアントの立場と予算のバランスを考えながら、交渉するようにしていました。
私がクライアントと出会ったのはクラウドソーシングだったので、相場はものすごく低め。クラウドソーシングは仕事意識がない人も多いので、クライアントも慎重になります。
だから「最低ラインの金額で言っているんだろうな」と考え、金額アップの余地があると考えました。それに、ざっくりとした依頼内容だったので交渉がしやすいと思いました。
クライアントによっては、細かくやってほしいことを書いている人も居て(しかも安い)、そういう人は交渉しづらいですね。
意外とスキルは重要視されていない
初心者だと「スキルを上達させないと単価は上がらない」と思うかもしれませんが、スキルはポートフォリオを見せて採用されているのであれば、相手が求めるレベルはクリアしていることになります。
スキルよりも「自分(社風)との相性」「常識」「レスポンスの早さ」を重視していると感じます!
私が採用された理由は、「応募してきた人の中で、1番文面が丁寧で信頼出来そうだったから」と言われました。
相手の方は即戦力よりも、一緒に試行錯誤しながら作り上げていきたいという考え方だった為、初心者でも採用されたのだと思います。
今後の収入
おそらく、あと2〜3人のクライアントから継続案件を確保したら、動画編集だけで生活していけるレベルの収入は得られると思います。
動画編集1本で生きていくなら、案件が急になくなる事も踏まえて、最低でも5人の継続的なクライアントは必要で、単発依頼のクライアントも数人居ると安心です。
でも、私は今くらいで丁度いいかなと思っています!
これ以上仕事を増やすと、ブログに費やす時間が減ってしまいますからね。
動画編集で高収入を目指すには
スキルは関係ないと書きましたが、さらに収入アップを目指すなら、TV並みの編集技術が必要なこともあるでしょうし、企画・提案するスキルが必要な場面もあるでしょう。
編集よりも営業が得意なら、人材派遣や斡旋に力を入れた方がいいかもしれませんし、SNSが得意ならSNS集客のコンサルティングとショート動画制作のセットにしたら、お客さんにうけるかもしれません。
そんな感じで、稼ぎ方は十人十色!自分の得意と掛け合わせると、いくらでも収入アップの道は開けると思います。
まとめ
- 全くの初心者でも1人で生活していけるだけの収入は得られる
- スキルよりもクライアントの求める人物像が大切
- 初心者でも交渉次第で単価アップできる
- さらにワンランク上の収入を目指すなら、スキルも必要
動画編集の仕事は、プログラミングやwebデザインと比べて、スキルの取得に大きな時間がかからない割に、お金が得やすい仕事。
ファーストキャッシュが稼ぎやすいので副業に向いていますし、需要旺盛だから本業としても食っていける仕事です。
動画編集の仕事って稼げないのかな?と不安になっている人の力になれたら嬉しいです!
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